加計学園文書、存在「間違いない」 前川前文科次官会見

このエントリーをはてなブックマークに追加

加計学園文書、存在「間違いない」 前川前文科次官会見

朝日新聞デジタルより
2017年5月25日17時57分





学校法人「加計学園」が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、「総理のご意向」を伝えたとされる文書の存在を認めた前川喜平・前文部科学事務次官が25日、東京都千代田区内で記者会見した。改めて文書の存在を「間違いない」と認めたほか、特区での選定をめぐる経緯について「公正公平であるべき行政のあり方がゆがめられた」と問題視した。

加計学園問題
「総理のご意向」私だって気にする 前川氏の一問一答
会見は弁護士会館で、午後4時から1時間余りにわたって行われた。前川氏は冒頭、会見を行った理由について「当事者の立場として疑問を感じながらやっていた。発言することによって文科省に混乱が生じることは申し訳なく思うが、あったことをなかったことにはできない」と語った。

 問題の文書は、獣医学部の新設について慎重だった文科省に対し、内閣府が「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」などと伝えたとする内容。文科省は調査したうえで「確認できなかった」と存在を否定したが、前川氏はこの日の会見で「担当課から受け取った文書で間違いない。改めて調査すれば分かることだ」と語った。

リンク集

Twitterまとめ

リンク集

Twitterまとめ