築地市場の移転関連資料開示めぐり理事会が紛糾

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築地市場の移転関連資料開示めぐり理事会が紛糾







築地市場の移転関連資料開示めぐり理事会が紛糾
[2016年9月27日17時12分]


28日に開会する東京都議会第3定例会を前に、27日、経済・港湾委員会が開かれた。

 議題の1つだった築地市場(東京都中央区)の豊洲新市場(江東区)への移転に関連した資料の開示をめぐり、理事会が紛糾、委員会の開始が1時間20分ずれ込むなど、都議会開会を前に、早くも波乱のスタートとなった。

 休憩、再度の理事会を挟んで再開された委員会では、都中央卸売市場の岸本良一市場長が一連の問題を謝罪。「豊洲の土壌汚染対策では、建物下に盛り土がなく、(これまでの)さまざまな場での説明が、事実と異なっていた。食の安心安全への不安を与え、都全体への信頼を損ねることとなり、市場関係者、都民、都議会の皆さまに対し、おわび申し上げます」と、頭を下げた。

 その上で、「今、全庁をあげて原因を調査しており、早期の原因解明に取り組んでいる。意識改革、意思疎通を良くしていきたい」と述べ、再度、「このたびは誠に申し訳ございませんでした」と陳謝した。

 委員会では、共産党が、「専門家会議の提言に、建設にあたって建物下を盛り土しないで地下空間をつくると決定に至った打ち合わせの全記録」など17点の新たな資料を、都に要求。他の会派からも、資料の追加要求が相次いだ。



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